おてつたび体験談
- フウカ

- 2020年12月6日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年1月28日
お手伝いをすることで知らない地域をお金がなくても旅できるマッチングサイト、「おてつたび」を使って10日間ほど和歌山県のゲストハウスに滞在してきました。

おてつたびは、毎月「地域」や「おてつたび」に興味がある人がオンラインで集まるミートアップイベントを開催しています。この記事は、おてつたびミートアップで体験者としての経験をお話ししたときのスライドを使って書きました。

観光の中でも自分の出身地のような地方のまちづくりなどに関心をもって観光学部に進学し、勉強している意識高めな大学生。旅行が趣味、長期旅行先でおうちのピアノが恋しくなるタイプ。

そんな私がおてつたびで、白浜にいったきっかけは??

1. 友人からの紹介
おてつたびを使って旅行したことがあり、今では運営にも携わっている友人におすすめされたため。半年間家にこもりっぱなしで、元気のない私を心配して旅行に出ることを後押ししてくれました!
2. 和歌山に行く口実
コロナ禍であっても、受け入れを募集している事業者のもとになら移動しても自分の倫理観に反しなかったから。
来訪機会がなく、未踏の地だった和歌山に行くきっかけになると思ったから。
3.ワーケーションへの興味
受け入れ先のゲストリビングMuは、ワーケーションの先駆け的存在。
大学の授業時間を避けて柔軟におてつだいのシフトにも対応していただけるとのことで選びました。

続いて、お世話になっていたおてつたび先について。

今回の旅先は、和歌山県白浜町。人口2万人ほどの古くからある海辺の温泉リゾートです。
羽田から2時間、大阪からは電車で2時間とアクセスも抜群。
日本のハワイと称される白良浜、パンダがいるアドベンチャーワールド、夕日が沈む様子が美しい円月島、1000年以上の歴史ある太平洋を望む崎の湯、千畳敷、熊野水軍のものと伝わる洞窟がある三段壁など観光名所もたくさん。

そんな白浜の繁華街エリア、白良浜を見下ろす場所にあるのがコンドミニアムスタイルのお部屋とドミトリーをもつゲストリビングMu南紀白浜。
今回のおてつだいをして、泊まらせてもらった受け入れホテルです。

なんと、オンラインミートアップは1ヶ月ぶりに白浜に戻って、MUから配信しました。

おてつたび期間中は、授業に合わせていろいろなシフトで働いていましたがとある日のスケジュールを例えに説明するとこんな感じ。
①午前中は、チェックアウト後の客室の掃除をスタッフさんとしてお部屋の準備をします。
②そしてスタッフさんが作ってくれたご飯をいただくランチ休憩。
③午後は大学の授業を、ワークルームからリモート受講。
④授業前後は夕日を見に散歩したり、自転車を借りて周辺の観光名所を巡っていました。
⑤前職プロフェッショナルなコックさんも働いていて、まかないが美味しい〜
⑥そしてホテルにある温泉に浸かる!

午前中のおてつだいは、ほとんどがお部屋の準備した。
他にもおてつたびの受け入れというモニター的役割をになった募集案件だったので、提言をまとめたり、コロナ対応をしている朝食の準備をしたりしました。

最後に感想をば。

まず挙げたいのは白浜でのおてつたびがきっかけで、たくさんの人にであってそれまで全く関わりのなかった知らない地域について深く知ることができた点。
普通の観光で入れる地域の深度には限度があるけれど、有機的な人とのつながりや、ホストとしてではない素の地元の人と交流できるのがとっても嬉しかったです。
例えば「毎日同じ場所で同じ時刻に釣りしているおじさん」の存在を自分が認識したときは、地元の誰かの日常を覗かせてもらった気分で機能的に地域社会から乖離した観光地ではなくて地元の人の生活とのつながりを見れたのがすごく好きでした。

例えばリゾバは労働の成果の帰着先 として報酬があるし、出張は労働を目的として旅行が生まれている、果物狩りは労働を体験として購入している。
そんな中で「おてつたび」は、誰のためにお手伝いをするのかが自分にとってはっきりしていて、金銭的報酬や労働が両者の主眼にないのがすごく素敵なサービスだなと感じました。
余暇活動である観光に労働という一見矛盾した要素が融合した旅行の形態には「ボランティアツーリズム」というものがあると思います。それって、金銭的見返りがないから参加者のモチベーションは強い目的意識をもったボランティアか、より観光要素の強い自己実現を意図するものかという区分をできるんじゃないかなと。

「おてつたび」は旅費に相当するくらいの報酬があってお休みもある点で旅がもっと全面にある。その中で、募集の段階から「誰の何を手伝うのか」が見えているので社会的意義を感じながら、「お手伝いというボランティアをする」という旅前に自分で作ることが難しいことを提供していることに価値があるな〜と感じています。
人や地域を対象としているので私たちはただのサービス消費者で終わらなくて、まさにオルタナティブでサステイナブルな旅行形態だと感じます。



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